お坊さんに聞いてみた!

仏教を楽しもう

そらさん(年齢秘密・女性)からのご質問 宗派・浄土真宗?

質問

「仏教のしきたりや作法」と「個人的な想いや感情」の優先順位はどのようにすべきですか?

母の好きな色の花を供えたいけど、正式には違うと言われる。

「しなきゃいけないこと」と「供えてあげたいもの」が違う場合どうすればいいですか?

今回の『お坊さん』加藤 圓清さんの回答(法音寺・副住職)

そらさん 法音寺の副住職をやらせていただいております、加藤圓清です。新米ボウズですが、宜しくお願いします!

しきたりや作法と、自分の想いとのジレンマですが、まず、仏事で『しなきゃいけないこと』なんて本来ありません。
しきたりや作法なども、それ自体は意味のないことです。

どんなことをしたらお母さんが喜んでくれるか、どんな風に生きたらお母さんが喜んでくれるか…
そういう想いを抱くことが、“本当の供養”だと私は思います。

もともと仏教というのは、固定観念や常識という名のクサリを解き、幸せに生きていこう!という教えですし。
しきたりへの“こだわり”は苦しみを生みます。

つたない回答でしたが、そらさんが少しでも仏教を楽しんでいただけたら幸いです!

PS:いま私の嫁が、仏壇に供えるプリザーブドフラワーを作ろうとしてます。 ご一緒にどうでしょうか^ ^?

今回、回答頂きましたお坊さん
副住職加藤 圓清さん
法音寺(大分県臼杵市二王座)
ホームページFacebook